寒波の影響でとっても寒かったですね。朝、保育園に来ると水が凍っていて子ども達は「うわぁ!凍ってる!!」と氷を手にのせて興味津々で見ていましたよ。雪や氷や白い息は冬にしか見れない自然です。だからこそ保育者も子どもと同じように興味をもち、“冷たい”や“固い”など大人は言葉にしながら肌で感じ、子ども達が名称や感触を知っていけるような関わりをしていきたいですね。

そんな寒さにも負けないぞと、こあら組の子ども達は今日は園庭で遊びました。

 

 

こあら組はちびっこ発表会でする“一寸法師”のお話で日々遊んでいるところです。今日もハチマキをつけて園庭に出掛けました。すると、ある子が「カエルさんが泣いている」と教えに来てくれて行ってみることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

「カエルさんどうしたの?」と聞いてみると「あっちのお山に鬼さんがいてね、怖くて泣いてるの」と言うのです。それを聞いてよしよしと背中をさすってあげる子がいましたよ。

子ども達は「僕たち一寸法師!鬼がきたらチクチクー!ってするから怖くないねん!」とカエルさんに話しています。そこでカエルさんにこうやってするの!と教えてあげていましたよ。

教えてあげているうちに、「一寸法師は走るのも速いで!」と園庭を走り出す子がいました。カエルさんも「待って!!」と一緒に走っていましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

いっぱい走ったらなんだか体がポカポカ温かくなってきたね。保育者がトレーナーを脱ぐと、子ども達も着ていた上着を自分で脱いでいましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほらね、こんなにたくさんの子が上着を脱いで遊んでいましたよ。体をたくさん動かして自分で熱をつくり、丈夫な身体づくりをしていきたいですね。

一方では、一寸法師レストランがオープンしていましたよ。「いらっしゃいませ!」と声が聞こえます。

いっぱい走ってお腹をすかせたカエルさんにご飯をあげていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなハチマキをつけた一寸法師だけれども、その子によって速く走るのが得意だったり、力持ちや鬼に向かってチクチクするのが楽しかったりお料理を作るのが得意だったりとその子によっていろいろな一寸法師がいます。1人1人のつもりの世界を大切にしながら“楽しい”と感じて日々遊んでいきたいと思います。

~おまけ~

こあら組での生活もあと少しです。少しずつ自分で出来る事を増やしている子ども達。こんなことができるようになったよ!

「みんなでご一緒にいただきます」                           「あった!」何も言わなくてもお口をふいてるよ

 

 

 

 

 

 

 

お箸でご飯を食べてるよ                                    汚れ物袋に着替えをいれてるよ

 

 

 

 

 

 

 

「よいしょ、よいしょ」                                   帰りの用意を頑張っているところ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きくなることへの期待を少しずつ感じさせながら、子ども達自身が意欲的にできるように進めていきたいと思います。