朝の始まりは元気に体操をします。お兄ちゃん・お姉ちゃんのまねっこが上手です。晴れの日はいつも体操をするので、子どもたちもフリを覚えて元気に踊れるようになってきました。
体操が終わると、うたの時間です。「かえるの合唱」「かたつむり」「あめふりくまのこ」と6月のうたを歌います。お兄ちゃん・お姉ちゃんたちが桜の木の下で歌うのよりも大きな声で歌おうとはりきっていますよ。
牛乳を飲む前に絵本を見ます。今日の絵本は「おおかみと七匹のこやぎ」です。お母さんヤギかと思ったらオオカミでビックリ。オオカミの登場に「キャー」と声を出す子どもたちです。
牛乳を飲んだら「裏山に出発!」の前に今日はしっぽ(スズランテープ)をつけて、好きな動物に変身して出発します。ライオンやウサギ、オオカミなど、動物のつもりになって保育士を驚かせてくれます。「ガオ~!!」
裏山に着いたら最初にご挨拶です。ここはアヒルやカメが眠っているお墓です。いつも裏山に行くと手を合わせ「おはようございます。今日も元気に遊べますように。」と拝んでから遊び始めます。
裏山には子どもが楽しめる場所がたくさんあります。まずは、流し台です。落ちている笹の葉を入れてままごとが始まります。葉をねぎやチーズに見立てて入れ、木の枝でかき混ぜたりと楽しんでいます。気分はお料理のつもりかな?
ここは斜面です。急な斜面ですが、フェンスを伝って頂上まで登れるようになった子どももいます。おしりをついて滑り降りるのが、すべり台のようで楽しいですよ。足腰も鍛えられます。見晴らしも良くて、京都市内が見渡せます。
ブランコもあります。しっかりと綱を持ってゆっくり揺られて気持ちがいいです。
オオカミやライオンに変身した子どもたちがウサギのつもりになっている保育士を追いかけます。「ガオー!」ととても強そうな声と表情で追いかけてきます。自然に囲まれた環境の中、保育士や友だちと言葉と体を通した関わりは、子ども達のイメージを豊かに広げてくれます。
ウサギのつもりになっている子どもたちは逃げたり隠れたり。カギを「ガチャガチャ」と言いながら閉める真似をして「来たらあかーん!」とオオカミが入って来れないようにします。
優しくなったオオカミさんは竹皿に葉をいっぱい乗せて「アイスクリーム」に見立てて持ってきてくれました。「つめたくておいしい!」と保育士が喜ぶと、子どもも嬉しくなり満面の笑顔を浮かべます。
暑い中でも子どもたちはたくさん汗をかきながら元気よく遊んでいました。さあ、みんなでお部屋に帰っておいしいお茶を飲もうね。部屋に帰るときもライオンになって階段を降りてくる子どもたち。つもりになって遊ぶことをとても楽しんでいましたよ。
また、みんなで裏山にこようね。