朝の登園後の遊びも、一人一人がやりたい遊びを自由に選んで遊んでいます。出来る事も増えてきたり、友だちとの関わりも楽しくなってきており、登園したらすぐに遊びだしています。

 

 

はさみ、お絵かき、シール、ままごと遊び、パズル、どれもみんな大好きです。

友だちと関わることが増えた分ケンカにつながる事も増えています。ケンカの内容も秋の頃とはまた違います。

Aちゃん『(遊びたかったのに)あかんていわはる~』

Bちゃん『だってな、ピンポーンっておさへんかったからやん!』

担任『ピンポン(おうちのインターホン)って押したら一緒に遊んでいいの?』

Aちゃん『うん、いいよ』

話し言葉も増えてきて、色々な事を『言葉にして』友達に伝えられる姿にに変わってきました。そして、それと同時に思いも強く出てきています。

あそびと生活を通した、こうした思いのぶつかり合いの中で(友だちとの関わり)人との関わり方(互いの思いに折り合いを付けたり、共感したり等)を学んでいる子どもたちです。

 

4月になったら、今よりも一つ大きくなるこあら組の子ども達。この時期に、大きくなる事への期待を『充分』膨らませられるような活動を組み込んでいます。例えば、日々の活動を前日に伝えて、子ども自身が楽しみに待ち(主体的に)、期待させることや違うクラス(一つ大きい年齢・月齢)へあそびに行ったり、生活(給食やおやつを食べたり)をおくったりしたりしています。

それは、子ども自身が“おおきくなりたい!!”と自分で思うことが自立に向かっていく力となるからです。

“ぼく、おにいちゃんやしこんなことできるもん”。子ども達は今、いろんな事にチャレンジしています。

今日も幼児クラスへ出かけていき、ばんび組の朝の会を見せてもらいました。

朝の会では、一人一人大きな声で名前を言ったり朝ごはんは何食べたかを話していました。

早速、こあら組もお部屋に帰って同じようにしてみました。

 

ドキドキしながらも、“ぼくできるもん”とやってみました。

わぁ!!お兄ちゃんたちと同じことができたー!!

この写真は、陽先生にも見てもらおう!と自分にの名前を大きな声で言えることを聞いてもらいに来た時のものです。

 

ドキドキしながらも一人ずつ陽先生に発表!言えたり言えなかったりしましたがどの子も大きくなりたいと思っていました。

“陽先生の前でも言えた!もっといろんなことをやって大きくなるぞ!”

“今日はドキドキして言えなかったけど、大きくなりたいもん!今度は陽先生にも言ってみる!”

と心を整えてまた聞いてもらいに来ることになった子もいました。どの子もみんな一人一人が自分で決めて、自分で言う(行動する)という主体的な姿を求め、援助していきたいと思います。

 

この様ないろいろなきっかけを色んな場面で作ることで、日々少しずつ期待が膨らんでいるこあら組です。

 

ご飯の時間も異年齢の子どもたちと関わりをもって楽しく食べています。

 

大きくなったらお兄ちゃんたちとここで食べるんだ~♪

 

 

自分より小さい子と関わり、“私の方がお姉ちゃん”と感じたりしています。

 

是非お家でも期待を膨らませられる会話、関わりをしてみてください!