今日のこあら組はお部屋で箸ブロックを使い遊びました。

箸ブロックとは、お箸の加工工程に出る木の破片を用いた玩具です。

 

その他にお菓子の箱やヤクルト容器、薬箱、薬の瓶など色々なものも用意しました。

箸ブロックがぴったり入るサイズのぽっとんも用意しました。

 

子ども達がお部屋に入ると、さっそく一人一人それぞれが遊びたい物を見つけて遊び始めます。

「何が入っているのかなぁ」と”大切に大切にそっと”アルミホイルをめくる子。

アルミホイルの中には箸ブロックが入っています。

アルミホイルを丸めたり、細長くして容器に集めています。

容器やトレ―に入れたり出したりを繰り返して遊ぶことを楽しんでいる子ども。

 

牛乳パックに穴を開けた部分に箸ブロックを入れて、”ぽっとんおとし”を何回も楽しむ子ども。

 

容器に入れた箸ブロックを出し、花紙の上に綺麗に並べる子ども。

「お茶をどうぞ。」と友達に飲ませてあげたり、箱にたくさん詰め、「りんごジュース。ゼリー。お肉やねん♪」といっぱいご飯を作っている子どもがいたりと、見立てつもり遊びを楽しんでいました。

遊びの最後は子ども達がつもりなって作ったり見立てて遊んだ物をロッカーの上に飾りました。

大きくなるにつれ、知的好奇心を伴い固定観念が出来上がる前の想像力豊かで柔軟な思考を持つ乳幼児期にこの様な”ある物を自分の頭で想像して(イメージの世界で遊びこむ)自分自身が楽しんだり、他者と共有して遊びこむ経験を豊かにする事は後の、学齢期からの論理的思考の土台となり、様々な人との関わり方を学んだり、自分にとって生活に必要な発想(知恵)を生み、人や物に働きかけながら工夫をしていく事の出来る力の素地となります。

これからも様々な素材を使い、たくさん遊んでいきたいと思います。私たちも『頭を柔らかくして子ども達の遊び心に心から向き合い遊び込んで』みませんか。