6月23・24日の土日で来月年長クラスごりら組がお世話になる神埼海岸の清掃活動に行ってきました。土日のお出ましにくい日でしたが、OBを含めた4人のお父さん達が参加くださいました。

 4月にあひるが丘保育園の周辺を清掃活動をした時のイメージで海岸に行きました。連絡を取り合っていた神崎の区長さんに連れられ「いざ清掃活動を!!」と意気込んで行きましたが、”あまりのごみの多さ”に正直驚きました。いつも、ごりら組と合宿保育に行き、見ている光景とは全く違いました。

 

   

私達は”ただただ驚いた”のですが、先週6月17日に重機も海岸に入れて、約260人が参加されて清掃活動をされた事。そして私達が見て驚いた量は『少ない!!こんなもんじゃない!!』と聞かされ、更に驚きました。
 私達は毎日の生活を、多くの人の尽力や温情によって送っています。『お蔭様、お互い様』。何とも温かみがあり、深みのある言葉。改めて深く心の中に留めたいと感じました。

 ゴミは様々で、多くは竹や葦の様な流木、ペットボトルや瓶、プラスチック類等。生活に関係するもの。中でも驚いたのは注射器等の医療器具や冷蔵庫のドア。ハングルで表記されているゴミもありました。今朝のTV報道では九州や和歌山等で大雨による災害のニュースが各局のトップニュースで報じられていました。毎年更新される最高気温。真夏日・熱帯夜の日が年々増え、ゲリラ豪雨も増え、南極上空のオゾンホールが広がり、南極や北極の氷河や氷が溶解していく事は全て私達人間の営みの結果です。一人一人が出来る事は微力かもしれません。しかし、その微力な一人が70億も集まれば全人類となります。「当たり前の事を言うな」と思われるかもしれませんが、微力な仲間が増えて欲しいと感じています。園便りで申し上げました「親父の会で社会貢献をしたい」「父親も様々な形で子育てに向き合っていって欲しい」との思いは変わりませんが、神崎の浜の光景を見ますと「この浜を、自然を守りたい!尽力したい!」と思いました。「親父の会」でしていく活動はお父さんを中心にして行きたいですが、浜の清掃は私達保育士も保護者の皆さんも子ども達もが一緒になって取り組むべきことかと思っています。来年は広く呼びかけていきたいと考えています。

 沖には国の天然記念物に指定されているオオミズナギドリが生息する冠島がはっきりと見えていました。

ゴミを回収した後にはいつも見ている綺麗な海岸線となりました。

 

 

 一日目の午後からの清掃活動を終え、記念写真です。綺麗になった浜を見ると何とも言いがたい感情がこみ上げました!!『明日も頑張るぞ!!』

宿舎は「まいまいハウス」でお世話になりました。ごりら組さんにお土産の写真を撮って♪

 

夜は参加くださったお父さんたちと「飲みニケーション」をしながら、子育てや自分たちの考えていること、趣味など幅広く意見交換をしました。楽しかったぁ~!

                                                                       

朝食にはアウトドアの得意なお父さんが『ホットサンドと目の覚める美味しいコーヒー』を振舞って下さいました♪

二日目は快晴です。防波のテトラポットを増設し、海水浴に来られる人を受け入れる準備を進められていました。

私達も気合を入れなおし、二日目のスタートです!!

 

 

 

 

 

 


二日間の限られた時間での少数での活動でしたが、96袋の海岸のゴミを取り除く事が出来ました。神崎の観光協会の会長さん、並びに区長さん、いつもごりら組みがお世話になっています浜茶屋のおじさん達が何度もお礼をおっしゃっていました。最後に・・・

この綺麗な空と海は二年前の神崎海岸で、ごりら組がお泊り保育をした時の写真です。澄んだ空も、緑深い山も、碧く深い海も、綺麗な眩しい浜も私達一人一人の行動しだいで変化します。

今回時間を作って参加くださったお父さん達、本当にご苦労様でした。参加は出来なかったけれど、心を向けてくださった多くの皆さんありがとうございました。