ずっと待ち望んでいたプール!最後のプールをする日が雨でのびてのびて…。やっと今日は晴れて入ることができました。

「今日はプール入れるよ!」と言うと「わーい!」「やったー!」と子ども達。とても喜んでいました。さっそく着替えてプールへ!

「今日は最後のプール。でも最後の楽しいプールでケガをしては大変!プールに入る時の約束事はなんだったっけ?」と聞くと…「黄色いところ(プールのふち)からとんだら(とびこんでは)ダメ!」「階段からとんだらダメ!」「ここ(プールサイド)走ったらダメ!」と毎回のお約束を覚えていて子ども達から教えてくれました。「なんでダメなん?」と聞くと、「ここに頭ごっつんしてしまうから!」と子ども達。「そやんな。このかたいところに頭打って、ケガしてしまうかもしれんもんなぁ。」となぜダメなのか、なぜ約束を守らないといけないのかもしっかり伝えます。この「決まりを守る」こともぱんだ組では大切にしています。

みんなで約束をしてさぁプールへ!「せんたっきするー!」と一人の男の子が言ったことから、プールの中で洗濯機のように水を回すことに。同じようにせんたくきをして遊ぶ子が増えて、最後はみんなで走って水を大きく回しました。

7月8月とプールに入ってきて、最初は少し怖かった水も、回数を重ねるうちに「プールって楽しい!」という気持ちが生まれてきました。そんな風に活動してきた中で、今日は自分ができる泳ぎをやって見せていました。

プールの中でジャンプをしてカエル泳ぎ、手を床についてワニ泳ぎ、フープをくぐってお魚になったりイルカ泳ぎ、顔をつけたり飛び込みジャンプをする子もいました。水が苦手な子も、手をつないでしゃがんで足をあげて回ってみたり、手をゆっくりひっぱってあげて少し泳いでみたりして、一人一人の中に、「できた」という気持ちが生まれるようにしました。

この「できた!」という気持ちが他の遊びにしても、身の周りのことを自分でするにしても、「もう一回やりたい!」「これもやってみたい!」という意欲につながっていきます。子ども達の中でたくさんの「できた!」という気持ちが生まれるようにしていきたいです。