今日は、先日のちびっこの集いでもあそんだガチャ玉、毛糸のポンポン、ボトルキャップ、そして綿棒をポットンするあそびをしました。

綿棒は、小さなペットボトルに入れてあそびます。飲み口の所の他に、横にも小さな穴をあけてあるので、小さい穴をねらって集中し、しっかり目と手を協応させて、入れる事が楽しかったり、飲み口の穴からストンストンとどんどん入れて集める事が楽しかったり、又、ペットボトルに入っているのを出す事が楽しかったりと一人一人に楽しみ方は色々です。
 

 

ガチャ玉や毛糸のポンポンは、穴をあけたダンボールのしかけに落としたり、排水口のフタをつけたミルク缶や透明の筒、ボウルやカップに入れてあそびました。
色々な穴の大きさがあり、落とす物も大小があるので、はまったり、はまらなかったり・・・ですので、あれこれ持ちかえながら、試している姿がありました。又、ベットの所にダンボールのしかけをつけておくと、穴の向こう側にいけるので、しかけをはさんで「バァ!」と顔をのぞかせあったり、穴の向こうからポットンと落ちてくるのを見ていたりする子どもたちでしたよ。
 

そのうちに、一人の男の子が綿棒を落とす用の小さなペットボトルを持ち、横に落ちていたボトルキャップを入れようと試みます。もちろん、入らない。
すると、次にボトルキャップをガチャ玉に持ちかえて、もう1度、挑戦。これもやっぱり、入らない・・・
次は、ガチャ玉をカップに持ちかえました。すると、ペットボトルの方がカップの中へ・・・ちょっと考えてからペットボトルをガチャ玉に持ちかえ、カップの中にスポッとはまると、納得したように保育者を振り返り、“入ったよ~”というように見せてくれました。
子どもたちは、大人に大、小を言葉で教えられるのではなく、自分の力を使って、経験を通じて学びとっていくんですね。あれこれ試す姿がとても印象的でした。
 

その他にも、ゴムを張ったカゴにガチャ玉やポンポンをギューギューになるまでつめこんでみたり、穴をあけたダンボール箱にその周囲の物を次々と入れて満足そうにしたりと、この子にとってはこの事が気持ちいいんだなぁと、それぞれのあそび方で楽しんだ今日のポットンあそびでした。