秋らしい晴天が続き、気持ちの良い毎日ですね。
秋!といえば、実りの秋!!フルーツのおいしい季節ですね。10月から園でのおやつに出るフルーツもフレッシュフルーツ(缶詰の物ではなく、生のフルーツ)が出るようになり、ひよこぐみでは、リンゴやナシを子どもたちの目の前で皮をむいて切り分けてあげる事で、よりフレッシュなにおいやジューシーさが感じられるようにしています。
今日の朝のおやつは、ミカンでした。ミカンも自分で皮をむいて食べる事に挑戦し始めていますよ。

 

まだまだ、皮むきの途中で皮ごとかじりついてしまったりする事もありますが、自分でむいて食べる事で、手先の力も使い、よりフレッシュさを感じながら食べる子どもたちです。夏の缶詰ミカンは、嫌だった子もフレッシュミカンは、パクパクと食べていましたよ!

さて、今日は布あそびをしました。
布あそびは、5月~6月頃にもよくしていた遊びです。ティッシュ箱にオーガンジーの布、綿の布、タオル地の布を入れておき、子どもたちの前へ出すとさっそくシュッシュッシュッとティッシュのように引き抜いて遊びます。

 

ミルク缶やポットンの玩具の紙管、他にも室内のちょっとしたすき間などに布を仕掛けておくと、次々と発見しては、シュルシュルと布を出していく子どもたちでした。

 

あっという間にお部屋は布だらけ!! オーガンジーのやわらかいきれいな布に囲まれた子どもたち。
すると、3人のお友達の中で、急に「ハイ!どうぞ」「ハイ!どうぞ!」とお互いの手元にある布を渡しあう遊びが始まりました。
まだ、それぞれ一人ずつが一方通行的な関わりをする時期の子どもたちですが、「ハイ!どうぞ!」と渡された事がなんだかおもしろくて、同じように真似をして、自分もお友達に「どうぞ!」と渡してみたようです。少しずつ、そばで共に遊ぶ友達を感じていくんですね。

 

以前に、布あそびをしたときには、とことん出していくという事がおもしろかった子どもたちですが、今では出して入れるという事もおもしろくなってきています。ミルク缶から布を出して、またすぐに戻したり、

出した布をカップに入れたり、出したり、又、カバンに集めてまわったり、

 

 

それぞれみつけた容器に集めていきます。
又、オーガンジーの布を保育者が上からフフーッと散らしてみせると、以前はそれを見て、喜んでいた子どもたちですが、今日は保育者がやってみせたあと、“わたしも!”と真似してやってみる姿も出てきました。

部屋につるしておいたタオル布では、お友達に向かって “いない いない ばぁ”

 

と大人に遊んでもらってうれしいところから、少しずつ“自分が〇〇したい”という遊びに変わってきつつある子どもたちです。

布あそびという同じ素材でも時期が異なると、又、遊び方も変わり、色んな発見のできた今日の遊びでした!