すっかり過ごしやすくなり、一雨ごとに季節が進み秋が深まっているいることを肌で感じる毎日ですね。

 

今日はこんな素敵な出来事から一日がスタートしました。

Aちゃんが小さなものをつまんで担任に見せてくれました。よく見ると、なんとかたつむりの赤ちゃん。

石と間違えて持ってきたのかな?上手につまんで持ってこれたね~!すごいね~!と伝えてしばらくすると、またかたつむりの赤ちゃんを担任の手のひらに乗せてくれました。

これはもう、石じゃないと分かって持ってきていると確信して、『どこにあるの?』と聞くとこっちこっちと指差しで誘導してくれて、行ってみると園舎の根元にひっそりと並んで生きているかたつむりの赤ちゃんたちを発見!

小さな子どもたちが見ている、鮮やかで生き生きとした世界を垣間見ることのできた幸せな瞬間でした。

他の子たちも寄ってきて見たり、楽しそうなやりとりを見て『僕も先生に何か持って行こう』と小さい石をつまんで持ってきてくれる子もいました。

 

その間にお部屋の準備が整い、本日の活動【片栗粉遊び】が始まりました。

入園して半年、初めは慣れないことに対する不安や戸惑いがあり、担任やお友だちがやっている様子を眺める時間が長かったのですが、最近では『なんだなんだ?楽しいことが始まりそう!』と期待のまなざしで始まり、すぐに寄ってきて触れたり、大胆に全身で遊び始める子どもたちです。

握りしめたり踏みしめたりすると、きゅきゅきゅっと不思議な感触がする片栗粉。

そんな微細な変化に気付いて、面白くて何度も試して感じて味わう気持ちが、こんな小さな子どもたちの心にあふれていると思うと素敵ですね。

次は大人も楽しいトロトロ片栗粉。

不思議な流体にてのひらをじわじわ沈めてみる姿、

指でスジをつけてタライや床の色が出てくるのを繰り返す子、

引き上げた手からしたたるトロトロの形の面白さに気が付く子など、

魅力的な片栗粉の世界に没頭する子どもたちでした。

小判型のラムネのような片栗粉でも遊びました。

パキパキ折ったり細かく崩したりするのが楽しい子もいれば、すぐ崩れることに気が付いて、そっと大切に扱う子もいて、同じもので遊んでも気づき方感じ方が違うのが面白いですね。

 

入るかな?入らないけど重なったよ!

 

 

3日後は運動会ですね。

みんなでおけいこに参加して、遊びながらも園庭に目をやり、活気を感じたり雰囲気を味わったりしています。 お兄ちゃん、お姉ちゃんへの熱いまなざし。

当日はぜひ、大好きなお父さんお母さんたちと一緒に、大好きなふれあい遊びを楽しんでくださいね。