春、ハイハイやよちよち歩きだった子ども達も、今では園庭を元気に走ったり、ジャンプをしようとしたりする姿に変わってきました。それと同時に、言葉が出てきたり、手が器用に動かせるようになってきました(ひっぱったり、押したり、ちぎったり等々)。「お母さんがいつもしてるの、私もしてみたい・・・」という子どもの気持ち や 「自分でしてみたい」 という子どもの想い等、どんどん意欲がふくらんできています。

園では、その意欲や好奇心がもっともっと膨らむように日々保育しています。

そんな毎日の中、今日は子どもが自分でする着脱と食事の場面を写真でご紹介してみたいと思います(写真は今週の子ども達の姿です)。

 

 

「よいしょ、よいしょ」ズボンを手先に力を込めてぎゅっと脱いでいきます。

「ぬげたよー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん!と全身に力を入れて力いっぱい引っ張っています。大人は簡単にできますが、片手で服を引っ張り、もう片方の腕は体に引き寄せないといけないので難しいです。

 

 

手づかみで食べていた食事も、大人の扱う箸やスプーン等の器具に興味が広がり、スプーンを持って食べたい子やスプーンを使おうとする子、様々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども達が自分で食べたいように食べると汚したり、散らかすことになります。ですが、この子ども達の自分でという気持ちはやがて責任をともなった主体的かつ自立した姿となるうえで必要な経験です。これがいつも食べさせてもらっているばっかりだと、他者に自分の行動を委ねたり、他者に責任を転嫁(てんか)する姿へとつながりかねません。汚れながらですが、自分でする という行為を大切にしたいと考えます。