今日は雪がちらつく寒い日でしたね。
お部屋から見える乳児園庭の芝もうっすら雪化粧していました。
暖かいお部屋からテラスに出ると足の裏が冷たくて、びっくりしてすぐにお部屋に戻る子もいれば、へっちゃらで芝に降りていく子もいました。
今は安全で住みやすく、昔よりも季節を十分に味わうことが少なくなっています。
とびっきり寒い日こそ、短い時間でも外の空気を感じて『冷たいね』『寒くてびっくりしたね』など言葉を交わしながら、一緒に冬を感じられるといいですね。
今日はお部屋でシール貼りをしました。
シールを台紙からはがして、貼り付け面を画用紙に向けて、指で押さえて・・・。簡単そうに見えるシール貼りですが、色んな動きができるようになって初めて成功できます。
子どもたちにとって少し難しいことですが、だからこそ出来たら『うれしい!』だから『たのしい!』みんなが大好きな活動で、繰り返し繰り返し遊んできました。
台紙からはがして・・・ぺた!
台紙のシールがなくなったことを教えてくれて、『ちょうだい』と言葉で気持ちを伝えてくれることも上手になりました。
台紙を半分に折ってシールをはがすと、とってもやりやすい!そんなところにも気が付けるなんてすごいですよね。
先生見て見て~!両方の手にくっついたよ~! お隣さんはどうかしら? 真剣な眼差し!
右手の頑張りが、左手にも伝わっているかのようです。 曲げたり元に戻したりして、いろいろと試しながら考えていますね。
人の手は親指が他の指と独立した動きをし、指と指が向かい合って作業をすることで複雑な操作が可能になり、大脳を発達させていきました。手は第二の脳といわれるほどです。
同じように子どもの考える力も、手指を十分に使って物事を試すことで育っていきます。
野菜を剥がす、折るなどのお手伝いも子どもたちは大好きです。
積み木を積むこともずいぶん上手になりましたよ。
少し難しい棒通しですが、できた時の嬉しさが伝わってきます。
片手で・・・
両手で・・・
大成功!
出来たね!拍手!
ご家庭でもぜひ、手指を使う遊びを十分に楽しんでくださいね。