園庭でセミの鳴き声が聞こえるようになってきました。子ども達が桜の木を眺めながら「どこにいるんやろ?」「あ!あそこに3匹もいるで」「セミの抜け殻もある!」と話していました。もぅすぐそこまで夏がきていますね。
ひよこ組でも天気の良い日には園庭で水あそびをしたり、お部屋でも水の冷たさや感触、心地良さが感じられるように工夫しながら日々遊んでいるところです。
今回はひよこ組でのあそびをいくつか紹介したいと思います。
『お部屋では』
布団圧縮袋に水とカラーボールを入れてウォーターベッドのようにしました。寝転ぶと水の冷たさが感じられて水の上で揺れを感じて楽しむ子、手でたたいてパチャパチャ音をならして楽しんでいたり不安定な水の上をハイハイしたり、歩いて楽しむ子もいました。
霧吹きシュッ!わぁ、ビックリ!!驚いた後はニコッと笑顔になります。はじめは霧吹きでかけてもらって楽しんでいたところから、今度は自分で霧吹きを手に持ち保育士の真似をしようとする子もいました。
LG容器に色水を入れると、フリフリ振ったり色水が動くのを興味津々で見ていました。他にもジップロックに色水と氷を入れると身体やほっぺたにペタッとつけると冷たいね。
『園庭では』
上からポタポタと水が降ってきた!「なんだ?これは!」思わず手を伸ばす子ども達です。
容器を振っていたら水がでてきてビックリ!面白いな! 洗面器の水を叩いてみたら水しぶきがかかったよ。
お兄ちゃんがしているのを見て真似っこ。
大人に遊んでもらっていた春の時期から「ここにはなにがあるかな?」と自分でそこへ行ってみたり、触ったりなめたりしながら確かめたりしながら最近では大人がしている事に興味をもったりと子ども達の好奇心はどんどん膨らんでいます。
夏は気温が高くなり、身体全身で感触を感じたり、大胆に遊ぶのにはいい季節です。汚れたら着替えさせせないといけないし洗濯物が増えるしめんどくさい、と思われる方がいるかもしれませんがそれは大人の都合です。
子ども達にとってはとても大事な経験なのです。水を触るから冷たいことを知ったり、じょうろを傾けたら水が出てくることを知ったり、試しながら色んな事を知っていってる真っ最中なのです。
まだまだ口に入れたり、歩行が不安定なので安全に遊べる事を大前提にしながら、子ども達が出来るだけ実際の物に触れたり、様々な経験ができるように日々遊んでいきたいと思います。これからもたくさん遊ぼうね。