保育園で一番小さな赤ちゃんのクラス、ひよこ組です。4月に新しく入園してきたお友達がほとんどですが、随分と保育園や担任に慣れてきた子どもたちです。お母さんと離れる時には、まだ少し不安も感じ、涙が出る事もありますが、保育者が抱きしめ優しく話しかけたり歌ったりされる中、気持ちも落ち着きだし、気になる玩具や好きな玩具を自分で見つけて遊んだり、保育者と一緒に玩具を触り、遊ぶ事を少しづつすすめています。
9時すぎ。朝のおやつの時間です。コップを使い、口や舌の動かし方を知ったり手先の感覚を身につけ、コップで飲めるようになるため少量づつコップに入れて飲み、こぼしながらも飲もうとする子どもたちです。
お着替えをして遊びましょう!担任と一緒にふれあい遊び。担任がうたうと体をゆすったり、手を叩いて嬉しそうにしています。また、担任と一緒に遊ぶ中であやされたり、目が合うとニコッと笑ったり”アーアー”など、喃語を話す姿がみられるようになってきました。
お膝の上でポコポコポコ。
体をゆすって、せーの “たかいたか~い”
お次はブランコ、ブラ~ンブラ~ン
さあ、大きな布でハンモック遊び。ユ~ラユラ
こういったふれあい遊びの中で、私たちが大切にしている事は、大人との温かいふれあい、ぬくもりの中で遊ぶと同時に、遊びながら一人一人の子どもと目を合わせ、”楽しいね”” 気持ちいいね”等の子どもたちの表情から読み取った『感覚』を、言葉や表情で代弁したり、共感したりします。また、”いないいない ばあ”のように、その遊びの中に、”間”をつくり、子どもたちに「あれ?何だろう」等の期待をもたせたりしていきます。
子どもたちの期待や喜び(喃語や笑顔や身振り)を受け止め、「よし、もう一回しようね」と信頼関係を築いた大人との丁寧なお互いの感情の受け渡しを重ねていきます。こういった関わりをを繰り返す中、人(今は特定の身近な大人)と関わって”遊ぶ(生きる)って楽しい!心地いい!” “もっともっとしたい。もっともっとして欲しい”と意欲の芽が膨らんでいってほしいなと思います。日日の関わりを『丁寧』に行い子どもたちの安心感や意欲を援助していきたいですね!!
たくさん遊んだあと、朝寝をする子は朝寝をします。
そして、給食の時間になりました。毎日おいしい離乳食や幼児食を手づかみで食べたり喃語や身振りで担任に”ちょうだい”と示し、食べる事が好きな子どもたちです。
たくさん遊んで食べた後はお昼寝をします。初めの頃は短時間で起きてしまう子もいましたが、園や担任にも慣れ、安心して過ごせるようになってきた頃、十分に午睡ができるようになってきました。
連休明けも元気な姿を見られるのを楽しみにしています。良い連休を!