昨日の雨で少し季節が進んだようですね。先週は、日中を半袖で過ごしていましたが、今日は長袖Tシャツを着て遊びに出ました。これから寒くなってくる中、大人も子どもも体調管理に気を付けていきたいですね。
今日のりす組は、園庭遊びです。身支度を整えると自分の靴を出してきて、自分ではこうとする姿も出てきています。
もちろん、まだ、上手には出来なかったり、早く外へ行きたい気持ちが先立って「はかせて」と保育者に靴を差し出す子もいます。「一緒にしようか」と手伝い、持つ所を知らせたり最後にマジックテープをペタンとするのを子どもが出来る様に誘いかけたり、あたたかな関わりの中でやってみようとする気持ちが生活の中でも、向けられるようにしています。

 

園庭に出ると、それぞれに好きな遊具の所や好きな遊び場所へ向かって行く子どもたちです。今まで、行った場所にある物やその場所で自分の身体を通じて試して遊ぶ姿から、少しづつ”アソコに行ってアレがしたい”と目的を持って遊び始めています。お砂遊び、一輪車を走らせる事、築山遊び等好きな遊びは様々です。

 

,そして、周りのお友達がしている事を見て、”ボクもワタシもやってみたい”と同じようにしようとする事も増えてきましたよ。 お地蔵様に興味津々、「今日も一日元気に過ごせますように。」手を合わせてご挨拶したり、一本橋の上を歩くとカタコト音が鳴るのが面白くて、皆んなで連なって歩いてみたり、なわとびの端と端を持ってつながって歩いたり。そこへ、保育者も加わって「ガタンゴトン!いってきまーす」と遊ぶと何となく同じ遊びを楽しむ雰囲気がうまれ、一緒に遊ぶひとときとなりました。

お砂遊びでも砂の移し替えを繰り返すだけでなく、周囲に落ちている葉っぱも使うようになり、「コレも入れて、もう一つ入れて、、」と自分なりの何かを作っているつもりの様な姿が出てきたり、見つけた葉っぱをビリビリ破いて器に集めたり、周囲にある物を自分の遊びに取り込んで遊び始めています。

遊んでいると、ぱんだ組のお兄ちゃんお姉ちゃん達が園庭に出てきました。ぱんだ組さんの遊びにも、興味津々で寄っていく子も。ぱんだ組さんのように走って渡る事は出来ないけれど、自分なりに、慎重に、渡りきると’’私も出来た”ととっても嬉しそう。再びぱんだ組さんに混ざって列に並んで、遊ばせてもらっていましたよ。

たっぷり遊んで、ご飯の時間。今日は、カレーシチューです。手づかみ食べもしますが、スプーンも上手になってきていますよ。一生懸命食べて”おかわりちょうだーい”とモリモリ食べて午睡に向かいました。 その場やそこにある物を使っての遊びから、目についた場所、物で自分で試していく遊びへ。そして’’アレしたい、同じ様にしてみたい”と目的意識を持った遊びへと少しづつ成長してきてるりす組の子どもたちです。周囲にある物、場所、人、に関心を向け自分に取り込みながら遊んでいく子ども達。自分のやりたい事がいっぱいある、そんな毎日であるように、子ども達の興味関心を広げたり深めたり出来る環境や関わりを考え、過ごしていきたいと思います。