先週は、大雪となり園への送迎や通勤が大変でしたね。りす組の子ども達にとっては、初めての雪!!シンシンと降り積もる雪を窓から見て、初めは「雨!雨」と言う子もいました。「雪だよ。ゆき」と言うと何だか不思議そうにしたり、「雪」と聞いて「ゆーきやコンコ….」と口ずさむ子もいて、「そうそう、ゆーきやこんこ、、、の雪!」と歌ったりお話しながら見ていました。翌日はいつもの風景とは違い、どこもかしこも、雪だらけ。フワフワの雪をウッドデッキにシートを敷いた上に運んできましたが、初めての状況や冷たい空気にもビックリしたのか、少し触ってすぐにお部屋に戻っていったりす組さんでした。
そんな様子のあった先週の子ども達ですが、今日の園庭は、日差しも出てきて、日なたの雪は解けてきています。今日は、どのような様子を見せてくれるかな?せっかくの冬ならではの自然を感じてみようと園庭に遊びに行きました。
日陰になっている所には、まだ解け残った雪があります。もう、シャーベット状になってきていて、上を歩くとザクッザクッと音が。いつもと違う白い雪の地面を足で確かめるように歩いてみる子ども達です。
雪を少し手に取って、「わぁ冷たい!」と見せると指先でツンツンツン!ちょっとつまんでみたものの、すぐに振り落とす姿も。素手で触った時の刺す様な冷たさなど、初めての経験となる子ども達にとっては、すぐには、楽しさとはならないのかもしれませんね。それでも、先週よりも少し雪に慣れてきたようで、足でスコップで指先でと、触ってみようとしていた子ども達でした。
日なたの方は雪解けの地面に所どころ、氷が薄くはっています。足で踏むとカシャっパキッっと音が鳴ります。少し滑る感じもあってか足元をじっと見て何度も踏み踏み。割れた氷を拾って見たり、自分では持たないけれど担任が持ってるのを覗き込んで見たりしていましたよ。
「わぁ!こんな所にも氷!」「葉っぱも一緒に凍ってる!」保育者や他のクラスのお友達が発見!!りす組さんも何だ何だと覗き込んでいましたよ。
しばらく遊んでいると、どんどん凍った地面が解けてきました。その上を歩くとペチャペチャと音がしたり足を上げる時にネトッとした感じがあり、保育者とその感触も楽しみながら歩きました。
冬の自然の不思議さや面白さに、初めて触れた子ども達。中には、まだ雪や氷が少し苦手そうで直接には触らない子もいましたが、今日は、足元から聞こえる色んな音や感覚など、いつもとの違いを感じる経験をしました。そばにいる大人が自然に目を向けて不思議がったり面白がる姿を見せたり、今、子どもが感じてる何コレ?冷たい!!いう事に気づいて、言葉をかけたり共感したりということの積み重ねが、子ども達の体験からの気付き(科学的な視点)につながっていくのではないかと思います。
日は差しているけれど、じっとしていると寒いので、身体を動かして遊べるように、築山に遊具を設置しました。一本橋や滑り台をしたり築山を登ったり滑ったり。
北風がピューッと吹くと、冷たさに驚く姿も。保育者にくっついておしくらまんじゅうのようにして風をしのいだりしつつ、いつより少し早めにお部屋に帰る子もいた、りす組さんでした。まだ、寒波が続きそうですね。大人も子どもも体調を崩さないように、生活リズムを整えて備えていきたいですね。