今日はりす組での朝のおやつの様子とホールでどんな遊びをしているかを紹介します。

朝「おやつを食べようか」と子ども達に声を掛けると、おやつが楽しみで子ども達は張り切ってお片付けをします。

今日のおやつはチーズです。チーズの袋を少しむいて渡します。全部むくのではなく、大人が少しむいて渡すことで自分で指先を使って袋を開けられます。袋を開けられると美味しそうに食べています。

袋の先に残ってるチーズも指先を懸命に動かし使って取っています。このような経験を重ねることで次第に指や手を巧みに動かせる力を獲得していきます。

 

おやつを食べた後は、ホールで遊びました。

マットと机を組み合わせて作ったすべり台やJPクッション(トランポリンのような物です)とバランスウェーブ(デコボコの一本橋(平均台)の様な物です)を組み合わせた環境で遊びました。

ホールに出るとマットで作ったすべり台が気になり、真っ先に向かいます。「よいしょ!」と登りすべる事が出来ると嬉しそう!!何回も滑って遊びました。

すべり台を登り遊ぶ子は、足の指を使い上手に登り遊びます。見ていた子どもも保育者が滑っている姿を見て「私も!僕も!」と遊び始めます。上手にバランスをとりながら登ります。「見て見てー!」と言わんばかりの姿でした。

ある子は、机の下に隙間を見つけ「おーい!おーい!」と保育者とやり取りをしていました。そんなお友達と保育者のの姿を見て、他の子も「おーい!」と覗き込み呼んでいました。周りの事に興味を持ち、保育者や友達の模倣をして遊ぶ姿も随分と増えてきました。

 

 

一本橋でも足の指で踏ん張り、バランスを取りながら歩きます。保育者に少し支えてもらい歩いている友達の姿を見て、同じように友達の手を持ち支えてあげながらバランスウェーブを歩くのを手伝う子どもの姿もあります。

バランスを取り、『立てた!』『歩けた!』ととても嬉しそうな子ども達でした。

 

 

りす組では、天気の悪い日もホールで身体を使い遊ぶ中、手先や指先を動かし、全身を使って遊んでいきたいと思っています。天気の良い日は園庭に裸足で出たり、ブロックや板を使い身体を動かして遊んで行きたいと思っています。

日々の生活やあそびの中で繰り返し身体の隅々まで自分の意志で動かしていく経験を工夫をしながら進めていきたいと考えます。家庭でも意識、工夫をしながら毎日を過ごしてください。『継続は力なり』です。