今日は新聞紙であそびました。子どもたちがホールで体操をする間に新聞の繊維の方向にあわせた切り目を入れた新聞を壁や窓、床にはっておいたり、ダンボール箱の中に新聞クズを入れた物を大きな新聞紙で包んだ物を用意しました。さて、体操を終えて、お部屋に戻って来た子どもたちの反応は・・・
まずは、かべにはられた新聞に興味を持ちました。ペラッとめくれている部分をつまむと、最初は そおっと ビリッ! そして、保育士を振り返ります。「わぁ やぶれたね。 ビリーッ もっとできるかなぁ」 と話かけると、次は勢いよく ビリーッ!! と 一気に下までやぶれると、何とも爽快!! 続けてどんどんやぶっていきます。そんなお友達の姿を見て、ボクも私も!! とあちこちでやぶり始めると、あっという間に仕掛けた新聞はなくなりました。
すると、まだここに残ってた!!とばかりに、床やかべに残ったテープを何とか取ろうと頑張るお友達もいましたよ。
さて、新聞紙でくるまれたダンボールにも興味が向かいます。
“なんだろう?この箱?” つついて転がしたら、中身が出てきたよ。
たくさん出てきた新聞クズをおなかに入れてタヌキさん!?
「いちにのさーん!」でパーッとまき散らしたり
さらに小さくやぶったり、丸めてみたり・・・
新聞を集めて、一枚の新聞でくるんで、大きなお団子?! にして渡すと、それも開けてみようとしたり・・・
私は、もう一度この中に集めるわ
次は、ボクがのせてもらうよ
新聞紙、ダンボールをあれこれと色んな遊びに使う子どもたちでした。
この年齢の子どもたちは、何かを“作る”ことより、つぶしたり、やぶったりする中で、自分の力を物に向けていきます。散らかして大変!ではなく、自分の力を物に向けていく、その意欲を大切にしていきたいですね。