今日のりすぐみは、手先の遊びをしました。
生活や遊び、生きていく中で、欠かさずに使う手指です。
器用さは勝手には育ちません。生活や遊びの中で、十分に育つように毎日、「子ども達が自分で出来る事は自分でする」事が出来る環境を構成しながら(人的・物的環境)援助をしています。
今日は遊びの中での手先の玩具を紹介します。
まずは、ホースを切った物を穴に落とすポットン落しです。
この穴に落とすのかなぁー!?
あっ!入った!!
ホースの穴は、なんだか自分の指にも入りそう!!
一つ一つの物をいじくり、試しています。
ペットボトルの穴にも落としていきます。
この中身をいっぱいになるまで入れていき、たくさん入ると
いっぱいになった満足感を感じている子ども達です。
「せんせい、見て!!」と見せにきてくれます。
並べてみる子もいました。
自分の好きなように、考えて、遊びの楽しさを発見します!
これは、牛乳瓶についているフタを落とすポットン落としです。
細い小さな穴をめがけて、集中して入れていきます。
これは、アイクリップという洗濯バサミのような玩具です。
この型紙に、アイクリップを開いたり、閉じたりしながら、
指先に力を込めて付けていきます。
アイクリップを付けていきながら、型紙を顔に見立てて、
「ガオォーやで」等と、動物に見立てる子もいます。
グッと力を入れて、開いています。
アイクリップを開けて、そして型紙に付けるということは、
子ども達にとっては、なかなか難しいことです。
でも、粘り強く頑張っています。
外していく事もまた楽しい遊びです。
こちらはヒモ通しです。
穴にヒモを通して、反対の手で上手につかんで引っぱって
います。
穴を通した後、反対の手でつかむという違う動きをすること
は、なかなか難しい事です。
すぐに、やり方を知らせるのではなくて、子ども達自身がどう
したら良いのか考え、自分でやってみる事・時間を大切に
援助しています。
「できた!!」と得意気な表情です。
ボタン遊びです。
ボタンをつなげていきます。
穴にボタンを通し、つまみ出す動きは、とても難しいです。
今日は一部ではありますが、手先の遊びを紹介しました。
生活でも、チーズやヨーグルトのフタあけ、みかんの皮むき、パジャマのボタンつけなど、子ども達の力に
合わせて援助していく中、十分に手先を使って、自分の身体を使いこなせるよう(自分の身体の主人公と
して)に意識して過ごしていきたいですね。