6月15(土)、16日(日)にあひるが丘保育園の職員、現役保護者の親子の皆さん、卒園された親子の皆さんの合計31人でお泊り保育でお世話になっている神崎海岸の清掃に行ってきました。

昨年の海岸の状況(流木や生活ごみ、海藻など)は凄まじく、親父の会だけでは無く、利用してお世話になる関係の皆さん(海水浴やお泊り保育など)が地元の方と一緒に取り組み、綺麗な海を守っていくこと。そして健全な心を育んでいく途中の子ども達には、環境問題を自分の事として捉えたり、多くの人の情や力添えがあって、一人一人が「生かされている」事を体を通して、体験を通して知り、子ども自身に「誰かの為になれる人になりたい」という心情を心根として根付けたいと考えています。(感謝の心を育み、「お陰様、お互い様」と)

土曜日のお出ましにくい所を、この趣旨に賛同下さり参加下さいました事、嬉しく思います。また、参加できないけど差し入れを頂き、心を寄せていただいた方もいらして嬉しい限りです。同日(15日)は近隣の第二向陽小学校でも美化活動が行われたようで、「行きたいけどダメやねん…」と話して下さるOBの皆さんもいました。場所は違えど体を通した(背中で語る)子ども達への心の教育。社会貢献をされている事を嬉しく、心強く感じていました。ご苦労様でした。

台風が来てないこともあり、昨年の様に流木や漂流物は少なかったですが細かいゴミが点在していました。小雨が降ったりやんだりの天気でしたが「エイエイオー!!」と元気に始めました。

細かいゴミを燃えるゴミ、燃えないゴミ、瓶・缶の3種類に分別して集めていきました。日ごろ使うことが少ない筋肉を使いながらの作業で時間が経つのを遅く感じられる方も多く「まだ、30分しか経って無いの~…」と悲鳴や落胆に近い声もありつつ(笑)、普段の子育てやお仕事の話、近況報告を交え楽しく作業を進めました。今年は多くの皆さんが参加下さったり、子ども達のお掃除(仕事)をしながら遊ぶかわいい姿に楽しい時間だと感じておりました。

 

 

こつこつと皆で細かいゴミを取り除いた後の砂浜は綺麗な砂が現れ、清掃の必要性と達成感・充実感を皆で感じていました。

大きな丸太を見つけたので、これは宿泊組の明日の活動にしました。大きいでしょ!!

夜はたき火を囲んで子育てや趣味の話をお父さん達とたくさんしました。腰を据えての話は楽しく有意義な時間となりました。

次の日は快晴で、真夏の様な日差しと雄大な舞鶴の大自然に心が晴れやかになりました。やっぱり自然はいいです!!しかし自然はデリケートなもの。簡単に、短期間に壊れてしまいます。皆が努力をして次の世代に、後世に残していきたいです!!

 

 

大きな丸太は掘り起こして転がして、安全な場所に運びました。

2日目の日曜日は地元の加佐中学校の2,3年生、54名が海岸清掃に来ていました。

多くの人が。一人ひとり力は微力かもしれませんが出来ることを積み重ね。次世代を担う子どもや若者と私達大人が、体や体験を通して『一緒に』生き、心と身体を育み、それぞれの人が、人や自然と共に生きる事の喜びを感じてほしい。そしてその事に尽力したいと思います。

また、来年も行います。ぜひご参加ください。参加していただいた多くの皆さん、ご苦労様でした。ありがとうございました。