今日はペットボトルのフタを2つ又は4つ繋げたボトルキャップの素材と牛乳パックで作った色々な形の箱と穴をあけた大きな箱を出してきて遊びました。

初めに大きな箱を出してくると、早速、「何だ、何だ?!」と子ども達が集まってきます。その周囲にボトルキャップを入れた小箱を置いておくと、「おや?中に入ってたぞ!!」と次々と小箱からボトルキャップを取り出し始めました。

  

  

お部屋のおもちゃとしてもボトルキャップは置いてあるので、ボトルキャップを見つけると、すぐに穴の中へ“ポトンポトン”と落としていきます。

     

箱の側面にも穴を発見!!

この穴から入れると下の大きな穴の所へ落ちてくるので、すぐに取り出して、もう一度、繰り返し遊べます。

こっちの穴は、ボトルキャップと大きさが丁度同じ位、、指で “グイッ” と押し込まないと落ちませんが、その押し込みが楽しくて繰り返し遊ぶ子もいます。又、ボトルキャップと合わせて出したヤクルトの空き容器もちょっと穴に引っかかって、ヌルッとは入らない所が楽しく、ボトルキャップよりもヤクルトを選んで遊ぶ子もいましたよ。

  

穴に引っかかっていたボトルキャップを担任が下からクイッと押しあけると “ポコッ” と上がってくる様子に、ケラケラ笑って喜ぶ子どもたちです。 “もう1回やって” とのリクエストに何度も応え、ケラケラ、キャッキャッと楽しい声が続いていました。

もう一つ、お部屋の長椅子の下に長い箱を引き出しのように置いておくと、“あっ、ここにも何かある!!” 気付いて寄っていきます。

“わぁ!いっぱい入ってたよ~!”

その他にもボトルキャップの入った箱を振ってみて、カラカラと鳴る音を楽しんだり、自分の箱からボトルキャップを出したり、入れたりしてみたり、

ポットーンと落とした後、穴の中をジーッとのぞき込んでみたり、

思わずボクも入っちゃった!!

なんてそれぞれに色々な遊び方で楽しめる楽しい遊びとなりました。

このような遊びは、既製品の玩具を使うのとは違って、『遊び方なんて全くない !!』。その子の発見や行為がそのままあそびとなる、とても自然で今の子どもたちにぴったりの遊びです。子どもたちの目は好奇心でキラキラしていました。遊ぶ姿をみていると自分の手、目、耳から色んな情報をつかんで、脳に伝わっているんだろうなと何だかワクワクした気分で共に過ごした私でした。