りすぐみの造形活動は、様々なもの(素材やそこへあわせる材料)と出会い、自分自身の身体を通して、様々な感触の楽しさ、触った時の音やその動きの楽しさ、気持ちよさなどなどを感じて、”面白い!””何これ?””気持ちいい””もう1回やってみよう”と物にじっくりと向かっていくことが、造形遊びの中身となっていきます。

そういった子どもの心の動き、ひらめきがたくさん生まれてくるように、そしてその遊びの中で自然と自分の手指をしっかりと使って、物の形を自分の力で変化したり、道具を操作することで、目と手の協応が進む事や自分で物に関わる事で自我や意欲の芽生えを大切にに考えてきました。

春には色や手触りの面白さから穴へポットンしたり入れ物から引き出す、そして集める遊びを中心に、夏には全身を使って大胆に素材の感触を楽しむ遊びを、そして秋にはより物への働きかけが深まるように素材と道具をそろえる中遊んできています。

子どもたちがこのような遊びの中で、時には真剣に、時には大胆にものに関わり遊んだ姿を見てくださいね。