入園して半年がたち、上手に体が動かせるようになり、指先もずいぶん器用になりました。日々の遊びが充実しているのを感じています。今日は普段の園での遊びを紹介しますね。
《なぐり描き・シール貼り》
春、描くモノとの出会いから始まったなぐり描き。偶然紙に付いた跡を発見するところから始まりましたが、今ではマーカーやパスをしっかり握り、『描くぞ!』という意思をしっかり持って描けるようになってきました。
指先の器用さは月齢差や個人差がありますが、シールが指や紙貼り付く不思議さ面白さもあり、指の角度を変えたり指を紙に押し付けたり、試行錯誤しながら楽しんでいます。台紙を曲げてシールを浮かせれば取りやすいということに気が付く子も出てきました!
《たまねぎむき》
玉ねぎの皮むきをしました。薄い皮の端っこをつまむのが難しいので、少しだけ剥がしてきっかけを作ってあげると、なんだろ?引っ張ってみよう!と剥がしてみる子どもたち。剝ぐと真っ白い玉ねぎが見えてきます。それが楽しくて全部真っ白い玉ねぎになるまで集中する子、皮をニギニギと握って感触や音を楽しむ子など、それぞれに面白さを見つけて遊んでいました。
《園庭》
足マットの面白い感触に気が付き、初めは手で触って試していましたが、『足でもやってみたら・・・これもいい!』と気が付いたようです。足マットの感触に気付くなんて、すごいですよね!周りにいた子もよく見ていて、『どれどれ』と遊びの輪が広がることも増えてきました。
《ポットン落とし》
手先が器用になり、離す、小さいものをつまむ、狙って入れるなどができるようになり、遊びが充実してきました。真剣なまなざし!偶然、積み木が筒の上に絶妙なバランスで立ち、『先生、見て見て!』の表情です。
《ウォーターベッド》
暖かいお湯の入ったウォーターベッドに浮かぶカラーボール。乗ったり踏んだりして、不思議な感触を味わったり、温かさが気持ちよかったり、自分の動きに合わせて動くボールを捕まえようとしたり。嬉しいな、面白いな、不思議だな、という表情を見せてくれました。
《いろいろなしかけ》
ぷちぷちや牛乳パックを使って、色々な仕掛けを用意しました。指先でつついて感じてみたり、足で感じてみたり。感じたことを保育者に知らせる時の目がキラキラしています☆彡
《小麦粉絵の具遊び》
小麦粉と水と食紅で絵の具を作りました。口に入っても安全なので、子どもたちは思いっきり絵の具遊びを楽しむことができます。てのひら全体でぬたくる感触。嫌がる子には無理せず、、、と思っていましたが、準備段階から『なんだなんだ?』と集まってきて、あっという間に大胆に遊んでいました。安心して遊べているんだなぁと嬉しく思います。
《避難訓練》
防災頭巾に慣れるよう、月に1度は被っています。こんなところでも子どもたちは遊びを見つけて、自分で被ってみたり、脱げないようにそっと歩いてみたり。楽しそうですね。
《お散歩》
段差や斜面を越えて、行きたい場所に探索に行く子どもたち。集めた物をカップに詰めたり、お友だちや担任に教えたり。芝に慣れなくて初めはシートの上で見ていた子たちも、身近なところから手を伸ばし、徐々にシートからハイハイで降りてきました。安心できる担任と一緒に、自然の中で自由に探索を楽しむ子どもたちでした。
特別に用意された玩具だけでなく、身の回りの物にも興味を持って自分から関わり、色々な事に気が付きながら遊ぶ子どもたち。表情や仕草でそれを表現したり、保育者に知らせたりするその一瞬一瞬を、私たちは大切にしながら関わっています。子どもたちの気づきに耳をすましたり目を凝らしたりすると、そっと教えてくれます。ぜひご家庭でも、日常の中の子どもたちの気づきを大切に、やりとりを楽しんでくださいね。