3月に入り、日差しがあると風の冷たさはありますが少しずつ暖かさを感じる季節となってきましたね。
4月に入園してからもうすぐ1年が経つひよこぐみの子どもたちです。たくさん遊んだり、たくさんの時間を共に過ごしてきたことで安心できる担任のせんせいとなり、子どもたちが「せんせい」と呼んでくれるようになりとても嬉しく思います。
今回は、子どもたちの『食』に関して、ひよこぐみで大切にしていることや普段の姿をお伝えしたいと思います。
月齢差の大きなひよこぐみですが、離乳食の子、幼児食を食べる子や好きなもの嫌いなもの一人一人にあわせて美味しく心地よく食事がとれるように工夫しています。
朝のおやつでは、まずチーズをフィルムがついたまま渡して、見守っています。
フィルムも何度も剝いてみようとしたり、経験することで指先を使って上手にむけるようになってきました。
難しい所は“てつだって”といった表情で渡してくれる子どもたちの姿もあります。
めくる場所を教えることでチーズが出てくると“できた”と嬉しそうな表情をしていますよ。
今日の献立は、
幼児食:チキンマカロニグラタン・やさいサラダ・すまし汁
後期食:軟飯・マカロニのクリーム煮・やさいサラダ・すまし汁
完食できる喜びを味わえるように一人一人に合わせて量を調節したりしています。また、おともだちや担任の食べる姿を見て、頑張って食べてみようとする姿もありますよ。
「好きなものしか食べない」「途中で席を立ってしまう」など、食事での悩みはたくさんあることと思います。小皿に分けたり、適量にすることで解決することもあるかもしれません。
ぜひ上記の写真を参考にご家庭での食事量と比べてみてください。
自分でお椀を持ったり、手づかみで嬉しそうに食べる子どもたちです♪
スプーンを使いたいなど自分で食べたい気持ちも大切に見守りながら、手伝いすぎないようにしています。そして、自分で食べられることを喜びながら、楽しい食事の時間を過ごしています。
食材にも興味を示す子もいて、「きゅうりだね」「にんじんだね」と食材の名前を伝えると「にんじん!」「きゅうり」と言いながら嬉しそうに食べていますよ。
「おいしいね」「あたたかいね」と声をかけながらせんせいやおともだちと目を合わせたりして、一緒に食事を楽しんでいます。
ピカピカになったらお茶を飲んで…
自分で口も拭けるんだよ!と見せてくれます。
入園から毎日繰り返される日常の中でたくさんのことを身につけているひよこぐみの子どもたちです。