今日のひよこ組さんは・・・ 不思議な白い粉が出てきました。
真っ白な粉をつまみ上げてパラパラと落とすと、不思議そうに見ていますが、やがて手をさしだして、粉を触りに行く子どもたちです。
“これなあに?”
“ちょっと触ってみよう!”
“まっしろだね”
“さらさらしているよ”
“つめたくて気持ちいいね”
お水を入れると
“あれ?”
“キシキシしていて、おもしろいね”
もっとお水を入れると・・・・・
シュルシュルー
とろ~りと指の間からおちてきたよ
一度触るともう興味いっぱい!片栗粉をわしづかみで握りこみます
おててを広げると “あれ~せんせい、またトロリとなったよ。ふしぎだね”
目的に向かって自由にハイハイで移動し、その目的の物を手にして、いじくってあそぶ。1歳前後の子どもたちには、このような遊び(経験)をすることで手指の操作の発達を促し、物を認識していく力を育てていきます。
そんな探索好きのこの時期の子どもたちの手指を、より大胆に使わせていくために、感触遊びはとても楽しい遊びです。片栗粉をさわり、サラサラの感触を味わい、次は子ども達の目の前で水を入れ、一緒にこねたり、つついたりして、感触の違いを手指で体験します。手指は突き出た脳と言われています。
初めての素材の感触に、 何これ? と、少し躊躇し、抵抗を感じながらも、興味をもち、触り、体験する事でいろんな物、いろんなことに挑戦したり、自ら選択した事を心ゆくまで楽しんだり、やりぬく力を育んでいくんですね。
今日は、初めての片栗粉遊びでしたが、とても夢中で遊ぶ子どもたちでした。又、片栗粉で遊ぼうね。夏には、寒天遊びもしていきたいと思っています。