春から様々な指先を使った遊びをしてきたひよこ組。
ペットボトルのフタを使ったポットン落としやチェーン落とし、ヤクルトの容器落としなど遊びの中でいっぱい指先を使ってきました。
この1年で大きく成長した子ども達は、少し抵抗のある穴、又、細い穴などのぽっとん落としが大好きです。
牛乳パックの底で作ったカード入れです。
縦向きの穴が入れやすく、手首をひねる必要のある横向きはちょっと難しいんですよ。
又、スッと入る穴、指先で押しこまないと入らない穴など、穴も少しずつ大きさを変えているので、皆それぞれ好きな穴が違います。
みかんの皮むきです。
遊びの中だけでなく、生活の中でも指先を使うことを意識してきました。
むきむき。自分でむけるって嬉しいな。
タオルもフックにかけられるよ!!上手でしょ。
今日は、実習に来られている花園大学の学生さんが、ひよこぐみの子どもたちの為に作ってくれた玩具で遊びました。
色彩豊かで思わず触りたくなる玩具。
「何かなー??」
手の平全体で触り、感じます。
又、毛糸をギューッと指先でひっぱったり、
親指、人さし指、中指でひきちぎります。
ビリ!!って音がしたね。
プチプチ、不思議な感覚だね!
親指と人さし指に力を入れて…コントロールして…
わ!こんなに洗濯バサミがはさめたよ!
なんだろう…?
赤い輪ゴムを指先ではじいてみると「ベン」と音がしたよ。
次は5本の指で「ベベベベン!」
わぁ。三味線みたいだね。
先日ちびっこの集いで、コーンスターチや片栗粉、新聞などの感触あそびを親子で楽しんでもらいましたが、手の平は「突きでた脳」と言われています。
手の平、指で触る、ひっぱる、丸める、ちぎる、ひねる、押す…など、たくさんのことができます。
この運動は脳にとても良い刺激となり、言葉の発達にも多くの関わりをもっていると言われていますし、何より、子ども自身の意欲が膨らみますよね。
生活の中でも遊びの中でも、子どもが主体的に取り組めるものを引き続き考え、保育していきたいと思います。
お家でもぜひ遊んでみてください。