今日は、子ども達が楽しみにしていたもちつき大会!!

朝から、子ども達と一緒に重たい臼をどうやって運ぶか考えて園庭の真ん中に運んだり、長机をみんなで出したり、火床を作る為に木や水を運んだりと、ただその場にいるだけでなく、子ども達が自分の事として捉えて、考えたり、用意したり、できるように進めます。

その為にも、今日のおもちつきをイメージさせ、ごりら組の子ども達で「おもち屋さんごっこをするためには、チケットがないとおもちが食べられへんから、作らな♪」「みんなどこが何屋さんかわかる様に、看板も作らな♪」とお店屋さんごっこの経験も生かして、事前に用意しました。

用意ができたら、次は自分たちの用意!ぐるーぷの部屋に帰って、エプロンと三角巾をつけました。

11月のぐるーぷでの活動を通して、僕のお兄ちゃん、私のお姉ちゃんと頼りに行くひつじ・ぱんだ組の子ども達の姿や、周りに少しづつ目が向くようになり、自分の事だけでなく下の子を助けてあげようとするごりら・ばんび組の子ども達の姿があります。

担任でなく、お兄ちゃんお姉ちゃんに「やって~」と助けてもらう子ども達でした。

さぁ、自分たちの用意もできたら、みんなで集まり始まりの挨拶をしました。たくさんのおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんが来て下さいました。おもちつき、スタートです!

まずは、お父さん達がついて下さいました。

それに合わせて、「よいしょ~!よいしょ~!」とみんなで掛け声をかけて、みんなで盛り上げていました。

「わぁ!お米がお餅になってきた~!」と子ども達の歓声が響きます。

お父さん達の次は、ごりら組の子ども達の番です。

「お父さん達、お餅飛んでいくぐらいやし軽そうやな」と言っていたごりら組。実際に杵を持ってみると・・・「えー!こんなに重たいん?」とびっくりする子ども達の姿がありました。

かぜとにじぐるーぷの子ども達がついた後、ぐるーぷで部屋に帰り、お餅を丸めました。

園庭では、お母さんやおばあちゃん達が「餅花(もちばな)」を作って下さったり、みんなのお雑煮のお餅を丸めて下さいました。

次は、そらとほしぐるーぷの番!ごりら組がお餅をついて、みんなで丸めます。

みんなお餅を丸め終ると、先生達の寸劇が始まりました。

大掃除やお正月遊びや年賀状など新しい年を迎える準備、お正月の過ごし方などを教えてもらいました。

そして、ごりら組からおもち屋さんのチケットを3枚もらい、お客さんになってお店屋さんごっこを楽しみながら「きなこもち」「いそべもち」「さとうじょうゆもち」を異年齢で関わって、おいしく頂きました。

「ひとつ下さい!」「はい、どうぞ!」とお店の人役になってくれているお母さんとのやりとりを楽しみました。

「あ~楽しかった~」「もっとしたいし、もっと食べたい!」と大満足の子ども達でした。

今日、20名余りの保護者の方が参加して下さいました!都合をつけて参加して下さり、ありがとうございました!!

こうしてたくさんの人が関わり合って集う事を大切にしていきたいと思います。大人の姿を見せながら、伝統行事を子ども達に伝えていきたいですね!